ピカリッジ7月のテーマは「海の流れ」
2回目の今日は、実際にあったお話から始まりました。
1992年、アメリカに行く間にゴム製のアヒルを乗せたコンテナが波にさらわれ、28,000個以上のアヒルくんが海に投げ出されてしまったのです。
さて、アヒルくんはどこに流されていったでしょうか??
ノーヒントでみんなにまず考えてもらいました。
南アフリカ! アメリカのこの辺じゃない?など、色々な意見が出たので、なんでそう思うのか聞いてみます。
波に流されて、という声もあれば、泳いでいつのまにか、という声もありました。
実際は、インドネシア、オーストラリアなど近いところではもちろんですが、アメリカの東海岸や、ヨーロッパまで流されていったのです!
8年から10年以上かかって漂着したものもあったのです。
さて、どうしてそんなところまで流されたのかな?
ということで実験!
お日様で温められた水と、深いところの冷たい水。
普段は上と下に混ざることはあまりありません。
ですが、そこに冷たい氷を入れてみると・・・
グルグル~~と赤い水が潜り込んできて、混ざりました!
北極や南極の氷で冷やされると、対流が起こります。
おおお~~~!
混ざった~!
など色々な声が聞こえました。
次は、風が与える影響をストローを使ってみていきました。
風は海面近くの流れに影響をあたえますが、深いところの流れにはあまり影響がないことがわかります。
その他にも地球の自転や、地形など色々な要素が交わって、海流が生まれています。
その流れにのって、アヒルさんたちは、何年もかけて色々なところで発見されたんですね。
という事で、今日はアヒルさんを作りました。
ゴム製のダックは色んな種類が出ていて、収集家もいるそうです。
色から着想を得たのか、ミニオンズダックが人気でした!
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