ピカリッジ3月のテーマは「宇宙船を作ろう」。
みんなに宇宙科学研究所の科学者になってもらい、ある惑星から採取してきた未知なる物体を調査してもらうことになりました。
正体が分からないものの性質を調べるってどういうことかな?
何かはまだ分かっていないものの、危ないものではないということは分かっています、と伝えましたが、みんな恐る恐る調査しだしました。
匂いを嗅ぐ
動かした時の状態を見る
重さを見る
音を聞く
など色々な調査方法が出てきました。
色んなものを入れてみて沈み具合を調べたり、スプーンですくったり。
なんとなく大丈夫そう・・・と分かると、手を入れてかき混ぜはじめました。
「何か固いものがある」
「冷たい」
「握ると固まるのに、手を開くとダラダラ~と垂れてくる」
と手で触ってからはもっともっと意見が出てきました。
さらに、紙の上に置いたらどうなるかな? →固まるんじゃないかな?
重いものを乗せたらどうなるかな? →だんだん沈むんじゃないかな?
など、自分で仮説をたてて、実験するという流れが自然と出てきました。
最後は、この未知なる物体は何だと思うのか、初めて見た人に伝えよう!
ということで、みんなにこれまでの実験や体験をもとに考えてもらいました。
とはいえ、なかなか言葉で表現するのは大変です。
「青い人」 って感じ
「べちょべちょまん」じゃない?
「深い海の底みたいだから深海」
など色々と意見が出ますが、なかなか伝わりにくいようです。
そこで、粘土の出番!
自分のイメージ=この正体が何だと思ったのかを、作って見せてもらうことにしました。
これがとっても面白い結果になりました。
人によって同じような言葉で表現していても全然違うのです。
そこから、なんでここはこうなってるの?
これは何?
という話が出て、だんだん ゆっくり動くとダラダラ、速く動くと固くなる みたいなイメージがみんなの共通認識として固まってきました。
仕事などでも、ビジュアル化するといっきに話が進む時ってありますね。
それと同様に、ねんどで形を作るって、共通のビジョンや姿・形を表現するのにとってもいいな、と思ったレッスンでした。
次回のレッスンは、この続きを行う予定です。
見学・体験も随時受け付けていますので、ぜひお気軽にお問合せください!
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