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考えて、分類しよう

ピカリッジ5月のテーマは「恐竜」

3回目の今日は、恐竜を通して分類を学びました。


最初は、お金を使って簡単な分類にチャレンジ。

共通点を発見したら、さらなる共通点を探していきます。

お金は形や色、穴、数字など要素が限られているので、みんなだいたい同じ分類になりました。


次は恐竜の分類です。

7つの恐竜を分類していきます。

恐竜は時代や、食べ物、大きさなど色々な要素があるので何通りもの分け方があります。

正解・不正解はないので、自由に分けてみよう~!というと、分からないことは図鑑や絵本、教材の恐竜ファクトシートを見ながら分類をしてくれました。


男の子も女の子も、恐竜の生きた時代や、肉食か植物食かなどよく知っていて、想像していたよりもどんどんと分類をしてくれます。

分類したら、どうやって分類したのか発表してもらいます。

人に説明することで、自分の意見を正確に伝える方法や、人にわかりやすく話す方法を学ぶことができます。

また、人から聞くことで新たな視点を得て、別の分類方法を試すことができます。


大事なのは、分類があっているかどうか、ではなく、自分でどう考えたかを伝えること。


これからの社会では、協調しながら問題解決をしていくことが求められます。

1+1=2 と単に覚えるのではなく、

なぜ、1+1が2なのかを考えて、説明する力です。

とはいえ、難しい理論で説明する必要はありません。

自分の持っている知識の中で、人にわかりやすく説明できるか、をピカリッジでは重視しています。


ちなみに二進法では1+1=10ですね。

昔エジソンが、粘土1個と粘土1個を足すと、大きな粘土1個になるから、2ではない、と言ったのは有名な話ですが、条件や尺度などが変われば、もしかしたら2ではない可能性もある、と思うとちょっと世界が今までとは違った目で見えてくる気がしませんか。


と、ここまで、分類を何パターンか試した後は、お楽しみの粘土作品制作です。

今日は、実は恐竜というカテゴリに属さないプテラノドンとモササウルスを作りました。


プテラノドンは翼竜、モササウルスはトカゲ(爬虫類)の仲間です。

プテラノドンは翼があって、歯はありません。

モササウルスは恐竜の時代に海の食物連鎖の頂点に君臨した爬虫類で、ジュラシック・ワールドにも登場しました。




今日は体験のお友達もいたので、手順を追って作っていきました。

恐竜は体の部分が難しいので、難易度としては高いのですが、みんなこだわってしっかり作ってくれました。

見本を見ながら、どこをどういう順番で作っていくか考えることで、段取り力や計画力が身につきます。

また、立体を認識したり見えない所を創造する力も育つので、ご家庭でも図鑑などを見て粘土作りをするのはおすすめです。


来週はいよいよ「恐竜」最終回です。

それぞれの恐竜ワールドが完成するのが楽しみです。



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